気まぐれ主婦を実現するまで

しっかり稼いだら家事は誰がやる?WEBマーケティングを学んで主婦が自由を手に入れる

人は相手のどういうところを見ているのか。

人ってみんな、本来欲張りですよね。

自分の方が損するのは嫌いじゃないですか?

意識してなくても、

なぜか少しでも多く

自分の方がもらえるような選択をしてるというか。

 

これって、たぶん本能だと思うんですよね。

生き残るための本能。

 

奪われないように損をしないように、

っていう自分を守る本能が

そもそも備わってるんじゃないかと

思ったりする。

 

なぜかと言うと、

別に少しくらい損したって

何ら問題がないようなことでも、

損をするような取られるような

雰囲気を感じると、

すごく不快だったり

必要以上に警戒したりしてしまう時がある。

自分でもそこが不思議だったりするんですけど。

 

こういう感覚って、

目の前の人を判断する時にも

全開で発揮してますね。

 

 

《損して得取れ》っていう言葉があるけど、

元々は、松下幸之助さんが言ったとされていて

目先の利益や損失ばかりに

とらわれてしまってはいけない、

という戒めのことば。

一時的には損をするかもしれないが、

将来の大きな利益になることをしよう、

という意味がある。

 

特に商売用語として使われる言葉で、

損を惜しんでは商売人として成功しないんだよ、

ということらしい。

〈得取れ〉とは言っても

はじめから見返りを求めてたり、

打算で一時的に損して恩を売るのではなく、

お金や売上にならないようなことをする

姿勢とか積み重ねが、

結果としてお客さんの信頼を得る

ことになって買ってもらえる、ということ。

 

 

世の中の人は誰だって、

相手が自分のことを本当に考えてくれているのか、売上や得だけを取りにこようとしてるのか

ぐらいは分かる、ということ。

 

つまり、

誠実さを見てる。

相手は信用できるのか、自分を裏切らないのか、

自分から何かを取ったり、奪ったりしないのか?

相手の都合で、

自分をどうこうさせようとしないか?

 

具体的にはこんな態度や姿勢から

判断してると思うんだよね。

面倒なことをイヤな顔一つせず対応してくれたり、

弱点や自身の限界を自然にさらけ出してくれたり。

損得抜きのこだわりを持って、

ダメならダメと言ってくれたり。

 

 

損して得取れとは、

損して《徳》取れともいわれていて、

商売人だけでなく

人間社会全般に通ずることでもある。

相手のことを考えて、

人として道義に反しない行動を取らなければ

何事も上手く行かない。

 

 

何も言わなくても先にやってくれたり、

自分にどうぞと譲ってくれる。

嫌われる覚悟で、

叱ってくれたり助言をしてくれる。

 

リスクを取ったり、

痛みを伴うことを厭わない

態度や姿勢を取るかどうか、

そこの部分をメチャクチャ見られてるし

自分でも見て判断してると思う。

信頼関係を築く鍵は

まさにここにあるなぁと。

 

親子でも友人でも職場関係でも、

教師生徒でも、売り手と買い手でも、

全ての人間関係の基準なのかもしれないな。

 

 

 

 

 

 

では、また。